観葉植物紹介:アスプレニウム

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第5弾は「アスプレニウム」をご紹介します。今回当店で仕入れたものは「アスプレニウム・コブラ」です。

アスプレニウムとは

アスプレニウムはチャセンシダ科に分類されるシダ植物。波打つような葉が放射状に伸びる海藻のような姿が特徴的です。熱帯~亜熱帯地域に多く分布しており、約700品種もの様々な特徴のアスプレニウムが存在すると言われています。

また、アスプレニウムは大きな木の幹や岩場につかまるように張り付きながら生長していく着生植物に分類されます。土が不要なわけではなく、土も他の植物も両方使い分けながら大きくなるたくましさを持っているところが特徴です。コケや着生ラン、ビカクシダなどが同じ着生植物に分類にされます。

今回当店で仕入れた画像のものは「アスプレニウム・コブラ」。アスプレニウムの中でもコブラは葉質が硬く、葉が立ち上がって伸びてくるのが特徴です。その姿が爬虫類のコブラが威嚇しているように見えることから名付けられたと言われています。人気の品種になりますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

アスプレニウムの育て方

置き場所

アスプレニウムは弱光線を好みます。一年を通じて風通しの良い明るい日陰で管理しましょう。直射日光は葉焼けの原因になるので避けるようにしてください。遮光シートで遮光した明るい日陰くらいが適切です。耐陰性の強い植物ですが、長期間暗すぎる日陰で管理すると葉が軟弱に育ち、間伸びする場合があるので注意が必要です。また、耐寒温度は5〜7度程度なので、冬季は室内管理に切り替えるといいでしょう。

屋内管理の場合はレースカーテン越しに日光の当たる風通しのよい場所がおすすめ。エアコンの風が直接当たってしまうと乾燥して枯れてしまうことがあるので注意してください。

水やり

シダ科の植物は基本的に湿気のある環境を好みます。春から秋の生長期には、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えてください。乾燥防止のために土の表面に水苔を敷くのもおすすめです。水やりの際には葉にも霧吹きなどでたっぷり水をかけてしっかり湿度を保ってあげましょう。

冬季は寒さで生長も鈍くなるので、あまり乾きません。土の表面が乾いて2〜3日経ってから水を与えるようにし、乾燥気味に管理します。

その他

アスプレニウムは葉の面積が大きく、ホコリが積もりやすいので2、3日おき程度に葉の掃除も行いましょう。傷んだ葉は生長の妨げになるので、都度取り除いてください。

アスプレニウムは2年に1回ほどのペースで植え替えを行います。時期は5月中旬から8月頃。株を鉢から抜いて古い土を1/3〜1/2程度落とし、一回り大きな鉢に植え替えてください。土は水捌けのよい土を使用します。また、乾燥防止の水苔が傷んできた際にも植え替えを行うようにしましょう。

アスプレニウムの花言葉

アスプレニウムの花言葉は「雄々しい」「勇ましい」など。アスプレニウムが断崖や谷などの険しい環境下で育つことから付けられたと考えられます。

また「あなたは私の喜び」「真実の慰み」などの花言葉も付けられており、険しい環境の中でアスプレニウムを見つけた時の、疲れ果てた心情を晴らすような喜びの感情を表していると言われています。

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