9月から10月にかけての時期は、まだ気温の高い日もありつつ、次第に涼しくなってくる季節。1日の中でも気温の差があり、どんな服を選べば良いのか悩む方も多いはずです。そこで、今回はこの遷移期におすすめのファッションアイテムとスタイリングのコツをご紹介していきます。
1. レイヤリングのススメ
著作者:mrsiraphol/出典:Freepik
この寒暖差のある時期におすすめしたいのがレイヤリングです。
特にこの時期には、スタイリッシュでありながらも寒暖差に対応できる機能性を兼ね備えた服装をしておきたいですよね。
薄手の長袖シャツ:ベースレイヤー
9月に入ると、昼夜の寒暖差が激しくなります。おすすめは、まずは薄手の長袖シャツをベースにすること。コットンやリネン混の素材は肌触りが良く、通気性も保温性も抜群です。
カーディガン:中間レイヤー
次に、カーディガンを羽織ることで、ちょっとした寒暖差に柔軟に対応できます。選ぶカーディガンは、薄手でも暖かいカシミアやウールブレンドがおすすめ。何にでも合わせやすいベージュやグレー、ブラックなどは一着持っていると便利ですね。
軽いジャケット:アウターレイヤー
外出先で急に寒くなったときには、軽いジャケットを羽織るといいでしょう。この時期には、少し丈が長めのトレンチコートやテーラードジャケットが非常に便利です。
このように、レイヤリングをうまく活用することで、9月から10月の遷移期にも快適に過ごせます。気温に応じて着脱できるので、一日の中の気温差にも柔軟に対応できるのがポイントです。
2. ニットウェアのススメ
さて、10月になると、急に寒くなる日が増えますよね。そこでぜひ用意しておきたいのがニットウェア。どうせ買うなら長く使える、質の良いアイテムをゲットしましょう!
薄手のニット:初秋の選択
10月初旬はまだ日中暖かいこともあるため、薄手のニットが大活躍!特にVネックやボートネックタイプは要チェックです。これらは肌をきれいに見せてくれますし、涼しげな印象もあるので、10月初旬のまだ暖かい時期にはおすすめしたいアイテムです。また、リブニットを選ぶことで上品な印象を与え、華奢見え効果もあります。薄手のリブニットは春先にも使えるので複数カラー揃えておいてもいいでしょう。
中間厚のニット:寒暖差に対応
10月も半ばになると、急に寒くなる日が増えてきて、中間厚のニットが活躍します。特にカシミアやアルパカブレンドのニットは軽く手触りが良く、保温性にも優れています。この時期になると、タートルネックやクルーネックを選んだり、ストールを用意したりして首元の寒さ対策もしておきましょう。
厚手のニット:真冬に備えて
10月後半になると、真冬に向けて厚手のニットが必要になってきます。大きめのケーブル編みニットなど、しっかりとした厚みがあるアイテムがおすすめです。オーバーサイズのニットをダボっと着こなせば可愛らしい印象になり、デートシーンなどにも活躍してくれますよ。
ニットの色選びとアクセサリー
つい黒などのシックな色味のものを選んでしまいがちですが、秋には温かみのある、いわゆるオータムカラーを取り入れたいところ。オータムカラーの代表、オリーブ・テラコッタ・ボルドー・マスタードなど、深みのあるこっくりとした色がこの季節にピッタリです。また、ニットと合わせてシンプルなゴールドのピアスや、シルバーのブレスレットで上品さを加えるのも良いでしょう。
以上がおすすめのニットウェアの活用法です。季節や気温に合わせて選ぶ素材やデザインがありますので、ぜひ参考にしてください。ニットウェアは多少高価でも質が良ければ長く使えるので、投資価値は高いアイテムです。是非、この秋のスタイリングに取り入れてみてください。
3. 秋色でコーディネート:上品な印象のおすすめカラー
秋が深まると、植物も紅葉し始めます。それと同様に、ファッションも季節感を感じさせる色にシフトするのが楽しい時期です。特に女性にとって、秋色は大人の魅力を引き出します。
オリーブ:落ち着いた印象でカジュアルからビジネスまで
オリーブは非常に多用途な色で、カジュアルからビジネスまで幅広く活用できます。オリーブのスリムなパンツに、シンプルな白いブラウスを合わせるだけで落ち着いた大人の印象を与えられます。
マスタード:明るさと暖かみでアクセントに
マスタードは特に明るい印象を与える色ですが、派手過ぎずに大人の装いにもマッチします。パッと目を引く明るいカラーなので、スカーフやバッグ、帽子などの小物をマスタードカラーのものにするのもおすすめ。シンプルなコーディネートのアクセントとして活躍します。マスタードカラーのバッグはデニムとも相性がいいです。
ボルドー:深みと落ち着きで上品な印象
ボルドーは深みがあり、上品な大人の女性の印象を与えます。深みが強い分、少し重たく感じる色なので素材選びは慎重に。トップスに取り入れる時は薄手のリブニットくらいがおすすめです。また、スカートに取り入れれば、深みのある重たい印象がエレガンスさに変わります。
秋色をコーディネートに取り入れる際のポイントは、バランスです。全身を一色でまとめるよりも、秋色を一点取り入れてアクセントにする方が洗練された印象になります。例えば、ボルドーのスカートには白のトップスを合わせたり、マスタードは小物として取り入れたり、引き算のコーディネートをしてみましょう。これらのカラーを取り入れることで一気に季節感が出ますし、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。
最後に
9月から10月は、夏から秋へ、秋から冬へと季節が変わる遷移期です。そのため、ファッショナブルかつ、寒暖差に対応できるような服装が求められます。今回ご紹介したようなアイテムとコーディネートのコツを活用して、秋のファッションを楽しみましょう!