shirasaka flower
ホームコラム / 真夏の切り花管理術
— Flower Care Column · 夏の管理

真夏の切り花管理術
エアコン・水温・延命剤、夏に花がすぐ枯れる人へ

2026年6月23日 ・ 白坂花店(香川県高松市)
夏の切り花管理——涼しい部屋に飾った季節の花

梅雨明け後の高松は最高気温35℃超えの日が続き、「昨日買ったばかりの花がもうぐったり…」というお悩みが急増します。高松で60年以上花を扱う白坂花店のプロ視点で、真夏の切り花管理術をお伝えします。

なぜ夏に花はすぐ枯れるのか

夏に切り花が傷みやすい理由は主に二つあります。一つ目は花の呼吸量の増加。気温が高いほどエネルギー消費が増え、老化が早まります。二つ目は水の腐敗。水温が上がるとバクテリアが急増し、茎の導管を詰まらせて吸水を妨げます。この「高温」と「雑菌」の二重のダメージが、冬に比べて花持ちが格段に短くなる本質的な原因です。

エアコンは味方——直風だけ避ける

涼しい部屋に飾ること自体はむしろ花にプラス。室温を下げることでバクテリアの増殖を抑えられます。ただし吹き出し口の直風は禁物。花びらや葉に直接当たると水分が急速に蒸散し、しおれが早まります。エアコンの風が届きにくい部屋の奥側に置き、窓際の直射日光も避けましょう。

水換えの頻度と水温——夏の正しいやり方

夏の水換えは1日1回、猛暑日は朝晩2回が目安です。水換え時は花瓶もさっと洗いバクテリアの住処を除去します。使う水は冷たい水道水か、氷を1〜2個入れた水が理想。水温を下げると吸水効率が上がります。茎を斜めにカットする「水切り」をしてから挿すと吸い上げる面積が広がり効果的。水に浸かる部分の葉は腐敗の原因になるので必ず取り除いてください。

延命剤は夏こそ必須

切り花延命剤には①抗菌成分、②花への栄養補給(糖分)、③吸水を助ける界面活性剤の3つの効果があります。特に夏は抗菌成分が水中のバクテリア増殖を抑える効果が最大限に発揮される季節です。延命剤の有無で花持ちに明らかな差が出ます。規定量を必ず守り(多すぎると逆効果になります)、水換えのたびに新しく溶かして使うのが基本です。

夏でも長持ちする花を選ぶ

トルコギキョウ・ひまわり・アンスリウム・クルクマは暑さに強く夏向きです。一方、ラナンキュラスや芍薬は涼しい季節向きで、高温下では傷みやすい傾向があります。白坂花店の24時間無人販売コーナーにも夏向きの花を中心にご用意していますので、お気軽にお立ち寄りください。

まとめ

真夏の切り花管理のポイントは「①エアコン直風・直射日光を避ける」「②1日1〜2回の水換え+冷水を使う」「③延命剤を規定量で毎回使う」の3つです。どれも難しいことはなく、習慣にするだけで花持ちがぐっと変わります。「どの花が夏向き?」「暑い季節のお任せアレンジを作ってほしい」といったご相談は、公式LINEや店頭でいつでもお気軽にどうぞ。

よくある質問

Q. エアコンの部屋に切り花を飾っても大丈夫ですか?
A. はい、問題ありません。涼しい室内は花の劣化を遅らせます。ただし吹き出し口の直風が当たる場所は避けてください。風が花や葉に直接当たると水分が蒸散しやすくなります。

Q. 夏の水換えは毎日しないといけませんか?
A. 1日1回が基本です。猛暑日(気温35℃超え)の場合は朝晩2回行うとより安心です。水換えのついでに花瓶も洗い、冷たい水を使うとバクテリアの増殖を抑えられます。

Q. 延命剤はどのくらいの量を入れればいいですか?
A. 商品の規定量を必ず守ってください。多く入れすぎると花に負担がかかり逆効果になります。水換えのたびに新しく溶かして使うのが効果的です。

🌿 ご注文・ご相談は公式LINE、またはお電話 050-8887-3889 まで。高松市内2店舗・24時間無人販売でもお受け取りいただけます。
この記事を書いた人:白坂花店(香川県高松市宮脇町・片原町)。創業60年以上、24時間無人販売とオーダーメイドの花を提供しています。