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切り花を長持ちさせる5つのコツ
花屋が教える基本のお手入れ

2026年6月3日 ・ 白坂花店(香川県高松市)
花瓶に生けた切り花のアレンジメント

「せっかく買った花が数日でしおれてしまった」というご相談をよくいただきます。実は切り花の持ちは、ほんの少しのお手入れで大きく変わります。高松で60年以上花を扱ってきた白坂花店が、ご家庭でできる基本のコツを5つにまとめました。

1. 茎は「水の中で」斜めに切る(水切り)

花が水を吸う力は、切り口の新しさで決まります。洗面器などに水を張り、その中で茎を斜めにカットするのが「水切り」。水中で切ると切り口に空気が入らず、導管が詰まりません。斜めに切るのは断面積を広げて吸水量を増やすため。よく切れるハサミかナイフを使い、2〜3日に一度切り戻すと持ちが伸びます。

2. 水に浸かる葉はすべて取る

水中に葉が残っていると、そこから雑菌が繁殖して水が濁り、茎が傷みます。花瓶の水につかる部分の葉は思い切って全部取り除いてください。見た目もすっきりし、上の花に水が行き渡りやすくなります。バラのトゲも同様に、水に入る部分は落としておくと安心です。

3. 水は毎日換える・夏は朝晩こまめに

長持ちの最大のポイントは清潔な水です。水は基本毎日換え、そのたびに花瓶の内側のぬめりを洗い流します。香川の夏は気温が高く水が傷みやすいので、7〜9月は朝晩2回の水換えが理想。水の量は花の種類で変え、ガーベラなど茎が腐りやすい花は浅め、紫陽花など水をよく吸う花は多めにします。

4. 延命剤(切り花栄養剤)を上手に使う

花屋でお渡しする延命剤には、栄養分と水の傷みを抑える成分が入っています。「ただの水より持ちが違う」と実感される方が多いアイテムです。規定の濃度を守るのがコツで、入れすぎは逆効果。白坂花店では花をお買い上げの方に延命剤をお付けしています。ご家庭で切らした場合は店頭でもお分けできます。

5. 置き場所は「涼しく・直射日光と風を避ける」

切り花は涼しい場所を好みます。直射日光・エアコンの風・テレビや冷蔵庫の上(熱がこもる場所)は避けてください。また、果物の近くも要注意。りんごなどが出すエチレンガスは花を早く老化させます。夜だけ玄関など涼しい場所に移すと、夏でもぐっと長持ちします。

まとめ

「水中で切る・水につかる葉は取る・水はこまめに換える」。この3つを押さえるだけで、花は見違えるほど長持ちします。お手入れに迷ったら、お花をお求めの際にお気軽にお尋ねください。花の種類に合わせたコツを店主がお伝えします。高松で花のある暮らしを、もっと長く楽しんでいただけますように。

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この記事を書いた人:白坂花店(香川県高松市宮脇町・片原町)。創業60年以上、24時間無人販売とオーダーメイドの花を提供しています。