花見の起源は「桜」じゃなかった
奈良時代は梅を見ていた話

春の風物詩「花見」。今では桜を見るものと決まっていますが、実は花見の始まりは梅の花だったことをご存知でしょうか。高松で60年以上花を扱ってきた立場から、花見の主役交代の歴史をご紹介します。
奈良時代の花見は梅が主役
奈良時代、貴族たちは中国から伝わったばかりの梅を珍重し、これを鑑賞する宴を開いていました。当時の和歌集にも梅を詠んだ歌が多く残されており、「花」といえば梅を指すことが一般的だったとされています。
平安時代に桜へ交代
時代が下り平安時代になると、貴族の間で日本古来の桜を愛でる文化が広まりました。和歌の題材としても桜が好まれるようになり、次第に「花」という言葉が桜を指すようになっていったといわれています。
なぜ桜が選ばれたのか
桜は日本に自生する身近な花でありながら、咲く期間が短く散り際が美しいという特徴があります。この儚さが日本人の美意識と重なり、次第に花見の主役の座を梅から奪っていったと考えられています。
今も残る梅の花見
桜に主役を譲った梅ですが、今も梅園や庭園で楽しまれています。桜より早い1〜3月頃に見頃を迎え、香りも楽しめるのが梅の魅力。当店でも季節の枝物として梅をご用意することがあります。
まとめ
何気なく楽しんでいる花見にも、花の主役交代という歴史がありました。桜だけでなく梅にも目を向けてみると、季節の楽しみ方がまた一つ増えるかもしれません。ご自宅用の花のご相談は宮脇町本店・片原町店の24時間無人販売でも承っています。
よくある質問
Q. 花見はもともと桜を見るものではなかったのですか?
A. 奈良時代の花見は中国から伝わった梅を鑑賞するものが中心で、桜が主役になったのは平安時代からとされています。
Q. なぜ梅から桜に変わったのですか?
A. 平安時代に桜を愛でる文化が貴族の間で広まり、和歌にも多く詠まれるようになったためといわれています。
Q. 梅の花見は今も楽しめますか?
A. はい。1〜3月頃が見頃で、香りも楽しめます。当店でも季節には梅の枝物をご用意することがあります。
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