仏花の選び方とタブー
日々のお供えに迷わないための基本

「仏壇にどんな花を飾ればいいか分からない」「バラはNGと聞いたけど理由は?」——そんな疑問をよく聞きます。仏花には長年の慣習や仏教的な意味からくるルールがありますが、難しく考える必要はありません。高松で60年以上続く花屋として、日常のお供えで迷わないための基本をまとめました。
仏花の定番——菊が選ばれる理由
仏花の定番は白菊・スプレー菊です。菊の花言葉「冥福を祈る」が仏前にふさわしいこと、そして2〜3週間と花持ちが非常に良いことが理由です。毎日水換えをすれば長く持つため、手間とコストを抑えられます。白いカーネーション、香りが控えめな百合(カサブランカよりオリエンタル系の小ぶりな品種)、リンドウ、トルコギキョウなども仏花として広く使われています。
色と本数のルール
色は時期によって目安が変わります。四十九日が明けるまでは白を中心とした落ち着いた色(白・淡い緑・薄い紫など)、四十九日法要後は白・赤・黄・紫・ピンクを取り入れた華やかな5色の仏花が一般的です。日常のお供えは白菊だけでも十分ですが、命日や月命日には少し色を添えると仏前が明るくなります。
本数は奇数(3本・5本・7本)が基本。仏壇の左右に一対で飾るのが正式なため、「一対」で購入すると左右をそろえやすくなります。スーパーや花屋で「仏花一対」と表示された束がそのまま使えて便利です。
仏花のタブー——避けるべき花
次の花は仏前には不向きとされています。
- トゲのある花(バラ・アザミ) … トゲが「傷・殺生」を連想させるため。ご家族がお世話をするときに怪我をする恐れもあります。
- 毒のある花(彼岸花・スズラン) … 仏前に毒をお供えすることになるため避けるのが慣習です。
- ツルのある花(スイートピー・クレマチス) … 「絡みつく」イメージが成仏の妨げとされる場合があります。
- 香りが強すぎる花 … お線香の香りを妨げるとされます。ユリを使う場合は香りが比較的穏やかな品種を選ぶとよいでしょう。
なお、地域や宗派によってタブーの範囲は異なります。不安な場合はご注文・ご相談の際に「お供え用」とお伝えいただければ、適した花をご提案します。
日常供えと法事——費用の目安
費用の目安は用途によって変わります。
- 日常のお供え(仏壇用) … 1束500〜1,000円前後。スーパーでも手に入りますが、花屋では量・色ともに選べます。
- 命日・月命日など節目のお供え … 1,500〜3,000円程度のしっかりした仏花を用意する方が多いです。
- 弔問・法事に持参する供花 … 3,000〜5,000円が相場。「ご仏前に」と伝えると包装・のし対応もします。
白坂花店では「おまかせで仏花を作ってほしい」というご相談も承っています。予算と用途を教えていただければ、その日の仕入れで最も状態の良い花を選んでお作りします。
まとめ
仏花選びの基本は「白菊を中心に奇数本・トゲ・毒・強い香りは避ける」の3点。四十九日を境に色を増やすルールを覚えておけば、年間を通じて迷わずに選べます。「これで大丈夫?」と不安なときは、花屋に「仏前用で」とひと言添えていただければ、適切なものをご提案します。
よくある質問
Q. 仏花に避けた方がいい花はありますか?
A. トゲのある花(バラ・アザミ)、毒のある花(彼岸花・スズラン)、ツルのある花(スイートピー)、香りがきつすぎる花はタブーとされています。バラはトゲが「傷・殺生」を連想させること、彼岸花は毒性から仏前には不向きとされています。
Q. 仏花の本数に決まりはありますか?
A. 奇数(3本・5本・7本)が基本とされています。仏壇の左右に一対で飾るのが正式で、「一対」で購入すると左右そろえやすくなります。枚数を偶数に分けず、両サイドとも奇数にする意識が大切です。
Q. 四十九日の前後で仏花の色は変わりますか?
A. 一般的に、四十九日が明けるまでは白を中心とした落ち着いた色(白・淡い緑・薄い紫など)の3色程度が目安です。四十九日法要後は、白・赤・黄・紫・ピンクを取り入れた5色の仏花が用いられることが多くなります。ただし地域や宗派でも異なりますので、不安な場合は花屋に相談するのが確実です。
🌸 仏花のご相談・ご注文は公式LINE、またはお電話 050-8887-3889 まで。高松市内2店舗の24時間無人販売でもお受け取りいただけます。