shirasaka flower
ホームコラム / 仏花の選び方とタブー
— Memorial Column · 仏花

仏花の選び方とタブー
日々のお供えに迷わないための基本

2026年6月24日 ・ 白坂花店(香川県高松市)
仏壇に供えるお供えの花・仏花のアレンジメント

「仏壇にどんな花を飾ればいいか分からない」「バラはNGと聞いたけど理由は?」——そんな疑問をよく聞きます。仏花には長年の慣習や仏教的な意味からくるルールがありますが、難しく考える必要はありません。高松で60年以上続く花屋として、日常のお供えで迷わないための基本をまとめました。

仏花の定番——菊が選ばれる理由

仏花の定番は白菊・スプレー菊です。菊の花言葉「冥福を祈る」が仏前にふさわしいこと、そして2〜3週間と花持ちが非常に良いことが理由です。毎日水換えをすれば長く持つため、手間とコストを抑えられます。白いカーネーション、香りが控えめな百合(カサブランカよりオリエンタル系の小ぶりな品種)、リンドウ、トルコギキョウなども仏花として広く使われています。

色と本数のルール

色は時期によって目安が変わります。四十九日が明けるまでは白を中心とした落ち着いた色(白・淡い緑・薄い紫など)、四十九日法要後は白・赤・黄・紫・ピンクを取り入れた華やかな5色の仏花が一般的です。日常のお供えは白菊だけでも十分ですが、命日や月命日には少し色を添えると仏前が明るくなります。

本数は奇数(3本・5本・7本)が基本。仏壇の左右に一対で飾るのが正式なため、「一対」で購入すると左右をそろえやすくなります。スーパーや花屋で「仏花一対」と表示された束がそのまま使えて便利です。

仏花のタブー——避けるべき花

次の花は仏前には不向きとされています。

なお、地域や宗派によってタブーの範囲は異なります。不安な場合はご注文・ご相談の際に「お供え用」とお伝えいただければ、適した花をご提案します。

日常供えと法事——費用の目安

費用の目安は用途によって変わります。

白坂花店では「おまかせで仏花を作ってほしい」というご相談も承っています。予算と用途を教えていただければ、その日の仕入れで最も状態の良い花を選んでお作りします。

まとめ

仏花選びの基本は「白菊を中心に奇数本・トゲ・毒・強い香りは避ける」の3点。四十九日を境に色を増やすルールを覚えておけば、年間を通じて迷わずに選べます。「これで大丈夫?」と不安なときは、花屋に「仏前用で」とひと言添えていただければ、適切なものをご提案します。

よくある質問

Q. 仏花に避けた方がいい花はありますか?
A. トゲのある花(バラ・アザミ)、毒のある花(彼岸花・スズラン)、ツルのある花(スイートピー)、香りがきつすぎる花はタブーとされています。バラはトゲが「傷・殺生」を連想させること、彼岸花は毒性から仏前には不向きとされています。

Q. 仏花の本数に決まりはありますか?
A. 奇数(3本・5本・7本)が基本とされています。仏壇の左右に一対で飾るのが正式で、「一対」で購入すると左右そろえやすくなります。枚数を偶数に分けず、両サイドとも奇数にする意識が大切です。

Q. 四十九日の前後で仏花の色は変わりますか?
A. 一般的に、四十九日が明けるまでは白を中心とした落ち着いた色(白・淡い緑・薄い紫など)の3色程度が目安です。四十九日法要後は、白・赤・黄・紫・ピンクを取り入れた5色の仏花が用いられることが多くなります。ただし地域や宗派でも異なりますので、不安な場合は花屋に相談するのが確実です。

🌸 仏花のご相談・ご注文は公式LINE、またはお電話 050-8887-3889 まで。高松市内2店舗の24時間無人販売でもお受け取りいただけます。
この記事を書いた人:白坂花店(香川県高松市宮脇町・片原町)。創業60年以上、24時間無人販売とオーダーメイドの花を提供しています。