朝顔の観察日記を楽しむコツ
夏休みの宿題定番、育て方のポイント

夏休みの宿題の定番、朝顔の観察日記。「毎年つるばかり伸びて花が咲かない」「途中で枯らしてしまった」というご相談は、花屋の店頭でもよく聞きます。高松で60年以上花と向き合ってきた立場から、失敗しにくい育て方と観察のコツをご紹介します。
種から育てるのが観察日記向き
種まきの適期は5月上旬〜中旬。学校配布の苗から始める場合は、夏休み前にすでに双葉〜本葉が育っているのでそのまま観察を続けて大丈夫です。種から育てると、発芽・双葉・つる・花・種と成長のすべてを記録でき、自由研究としても見応えのある日記になります。
支柱は「あんどん仕立て」が基本
鉢の外周に沿って支柱を立て、輪状の針金でつなぐ「あんどん(行灯)仕立て」が家庭でも失敗が少ない方法です。つるが伸び始めたら早めに支柱へ誘引すると、絡まって折れるのを防げます。
枯らさない水やりは「朝夕2回」が鍵
夏場は雨の日以外、朝と夕方の2回、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと。気温の上がる日中の水やりは、鉢の中で根が茹って根腐れの原因になるため避けてください。旅行などで数日家を空ける場合は、ペットボトル給水などの対策も有効です。
花が咲かないときは「夜の灯り」を疑う
朝顔は夜の暗さで花芽をつくる短日植物です。ベランダ照明や室内の光が夜間も当たり続けると、つるばかり伸びて花芽がつかない「つるボケ」を起こします。夜は暗い場所へ移動させるだけで咲きやすくなります。花が咲くのは早朝〜午前中だけなので、観察日記をつけるなら少し早起きするのがおすすめです。
まとめ
朝顔の観察日記は「あんどん仕立て」「朝夕の水やり」「夜は暗く」の3点を押さえれば、途中で枯らす心配がぐっと減ります。花が終わったあとは、実が茶色くがくが反り返った頃に種を採っておけば来年もまいて楽しめます。観察のひと休みに、高松市内の白坂花店(宮脇町本店・片原町店)は24時間無人販売もしていますので、他の夏の花にもぜひ触れてみてください。
よくある質問
Q. 朝顔の種まきはいつ頃がいいですか?
A. 一般的には5月上旬〜中旬が適期です。学校配布の苗から始める場合は、夏休み前にはすでに双葉が育っているので、そこから観察を続けて問題ありません。
Q. 花が咲かず、つるばかり伸びてしまいます。原因は?
A. 朝顔は夜の暗さで花芽をつくる短日植物です。夜間の照明が当たり続けると「つるボケ」を起こします。夜は暗い場所に移動させましょう。
Q. 種はいつ、どうやって採ればいいですか?
A. 実(さく果)が茶色く乾き、がくが反り返った頃が採り頃です。晴れた日に摘み取り、風通しの良い場所で乾燥させてから保存すると、来年もまいて楽しめます。
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