キング・プロテアを入荷しました。
キング・プロテアを含むプロテアは近年ブライダルブーケに使用されたり、ドライフラワーに加工して楽しんだり、非常に人気の高まっている花です。今回はそんなプロテアについて詳しく解説していきます。
一覧はこちら:切り花・生花 紹介まとめ
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キング・プロテアとは
華やかでエキゾチックな花姿のプロテアは、南アフリカ原産の熱帯植物です。プロテアは複数品種存在していますが、その中でもキング・プロテアはその名の通り花の王様と賞賛され、プロテアの代表品種です。南アフリカ共和国の国花でもあります。
日本でも、大輪の花を咲かせるキング・プロテアは非常に人気の高い花です。レッド、ピンク、イエロー など花色が豊富で、花径は約30cm。プロテアは1本の枝に1輪の花が咲いているように見えますが、頭状花序で数多くの花が集まって一つの花を形成しています。中心に球体状に集まっているものひとつひとつが花なのです。それらを覆う赤い花びらのような部分は苞に当たります。
「プロテア」という名前は、ギリシャ神話の海神である「プロテウス」が由来。プロテウスが自信の姿を自由自在に変化させることができる神であることから、品種の多いプロテアの由来となったそうです。
日持ち・お手入れ
水揚げの際には水に浸かる部分の葉を取り除き、水の吸い上げをよくする為に枝の根元を十字に割って置きましょう。特に気を使ってお手入れをしなくても2週間ほど日持ちするお花ですが、毎日の水換えや、切り戻し、花瓶を清潔に保つなど、最低限のお手入れはしておきましょう。
ドライフラワーへの加工
キング・プロテアはドライフラワーへの加工も向いています。色は落ちてくすんだ風合いになってしまいますが、形を綺麗に保ったまま加工しやすい花です。
ドライフラワーに加工するには、涼しく、湿気の少ない直射日光の当たらない場所に置いておきます。この時、逆さに吊るしても良いですし、花瓶に生けたままでも構いません。
画像は当店で加工したキング・プロテアですが、生花として花瓶に生けていたものをそのまま花瓶に生けた状態で放置して乾燥させています。水を少なめ(花瓶の底に1〜2㎝程度)にして生けておき、水がなくなり、乾燥していくのを待つだけ。生花として鑑賞を楽しみ、そのまま花瓶ごと放置するだけの手間入らずで綺麗に乾燥してくれますよ。
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プロテアの花言葉
プロテアの花言葉は「自由自在」「華やかな期待」。様々な特徴の複数の品種を有し、個性的かつ華やかな見た目をしているプロテアの花姿からつけられた花言葉です。
キング・プロテアには「王者の風格」という花言葉も付けられています。まさに花の王様ですね!